行政書士 試験 合格ライン


行政書士試験の合格ラインについて

ここでは、行政書士試験の合格ラインについて、行政書士開業3年目の筆者が個人的な感想を交えながら説明しましょう。

(1)行政書士試験の合格率は?

行政書士試験の合格率はその年度によって異なりますが、毎年合格率は1ケタで、10%以上になることがありません。

 

平成20年から平成24年までの5年間の合格率は、平成20年6.47%、平成21年9.05%、平成22年6.60%、平成23年8.05%、平成24年9.19%という結果になっています。

 

合格率だけで見ると、難関な試験といえるでしょう。

(2)行政書士試験の合格ラインは?

行政書士試験は、以下の要件を「いずれも満たした者」が合格となります。

 

1.行政書士の業務に関し必要な法令等科目(46問244点満点)の得点が、122点以上である者。
2.行政書士に業務に関する一般知識等科目(14問56点満点)得点が、24点以上である者。
3.試験全体(60問300点満点)の得点が、180点以上である者。

 

となります。

 

単純にいえば、行政書士試験は全体の6割以上が正解なら、合格できるということです。行政書士試験の合格率は1ケタと難関ですが、計画的に学習をすすめれば6割以上得点することは可能だと思います。

(3)合格ラインをクリアするためには「足きり」に注意!

行政書士試験の合格ラインは、300点満点中180点以上です。

 

しかし、180点以上の点数を採れば、それで合格できるというわけではありません。行政書士試験には、「足きり」と呼ばれる各分野ごとの合格ラインがあるのです。

 

例えば、法令(46問244点満点)だけで182点だったとしましょう。

 

ところが、一般知識等(14問56点満点)で、20点だった場合、合計は202点で180点の合格ラインをクリアしていますが、一般知識等の合格ライン24点以上を満たしていないため、「足きり」されてしまい、不合格となってしまうのです。

 

つまり、行政法や、民法などの法令が満点に近いできであっても、一般知識の問題の正解が14問中、4問以下だった場合は合格できないということになるのです。

 

合格ラインをクリアするためには、法令だけでなく、一般知識等においてもしっかり学習する必要があるでしょう。